こうした問題を真摯に受けとめれば、必然的に建築素材の選択に厳しい基準を設けざるを得なくなるはずです。エコロジー性ばかりでなく、人体への安全性も考慮すべきなのは自明のことでしょう。
エコロジー性の視点からは以下の基準が挙げられます。
- 資源が枯渇することのない、再生可能なサステナブルな素材であること。
- 製造に使用されるエネルギーが過大でないこと。
- 解体後にリサイクルやリユース可能であること。
- 廃棄しても土に還る素材であること。
- 長寿命化が可能な素材であること。
人体への安全性の観点からは以下のようになるでしょう。
- 安心な素材。トレーサビリティが明確で、素材の顔が見えること。
- 安全な素材。製造方法などに危険性がないこと。
- 健康に配慮した素材。人体に有害な物質や化学物質不使用(ケミレス)であること。調湿性能の優れた素材であること。
|