中国から

西建築空間計画工房
金竜ビル

■西建築空間計画工房

当社が西建築空間計画工房を中国に開設したのは、建築設計のみならずランドスケープデザインの中国市場の成長性と、国家事業として取り組み始めているという市場調査の結果によるばかりでなく、実際に現地に訪れて感じた成長への活気と若いパワーの進取の精神に啓発されたからでもあります。

現在、中国の大企業のトップは30代半ばから後半が大半で、行政のトップも40代前半という若さです。一ヶ月離れていると何かが変化している事を感じるくらい、ビジネスにおける意思決定の速さや、前例や実績に左右されない前向きなエネルギーの強さは、訪れる度に新たなパワーを与えてくれます。

私ども西建築設計事務所が中国の建設業最大手の(※)中国建築工程總公司と事業提携を結んだのも、彼らの進取の精神によるところでありますが、また、建築の未来像に共通意識を持ち得たからでもあります。

中国の建築の現状は、2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博というインターナショナルなイベントを控え、華やかな国際コンペ、建設ラッシュが続いている反面、こうした国家級のプロジェクトが世界の著名建築家の実験場と化しているというのも事実です。現地で建設に携わっている中国の見識者は、「アドバルーンも必要だが、現在の中国は、一過性ではなく、現地にしっかり溶け込み、実質のある仕事のできる誠実な技術者こそ必要なのだ」と、この現状を一様に憂えています。

中国建築工程總公司の方針も同様で、現在勢いで建設したものが30年、40年後に社会資本としてストックされるため、このスピードに呑み込まれることなく良質なインフラを造りたいというもので、この方針に意を強く持ち、事業提携に至りました。

(※)中国建築工程総公司

中国建築工程総公司は1982年に創建されました。中国で最大の総合建築企業です。今まで連続8年間、中国建築業500企業の中で「最大サービス企業-国際経済合作類第一位」を受賞しました。中国建築工程総公司は中国最大の国際工事請負業者ですが、連続17年、世界225の最大請負業者リストの中に入っており、2003年にはその第16位になりました。そして、全世界ベスト10建物請負業者の第8位になりました。主に、国内外建築マネージメント及び請負、不動産投資と開発、計画設計、工程監理、建築科学研究、装飾工程、彫塑壁画、ランドスケープ、ビル・マンション管理、実業貿易、建築材料及び建築機械の生産、対外経済プロジェクトの援助、技術輸出入業務と労働合作等を行っています。

中国建築工程総公司は政府管轄の重要中核企業として、国務院から会長と副会長が任命されます。会社は8支部、8工程監理設計院、44の子会社及び持ち株式会社を有し、また、世界5ヶ国で駐在営業機構を設立しています。

中国建築工程総会公司は「高・大・新・特・重」な工事を請負うことで世界的に有名です。数多くの世界でよく知られている優秀なプロジェクトを請負いましたが、深?国際貿易ビルと信興広場のプロジェクトで建築業史の記録に残る工事速度を達成しました。「八五」期間には三つの重要なプロジェクトを手がけ、そのうちの一つ「神舟」号有プロジェクトにおいては、その「ロケット垂直製造試験場の総合工事技術」で国科技進歩ナンバー1を受賞しました。香港新空港管制塔では世界権威組織の20世紀10大建築物を受賞しました。会社は2000年末までに中国建築業界最高の賞である「魯班賞」を53回受賞しました。

中国建築工程総公司は、現在まで企業資金総価格は685億人民元、また香港と内陸に中国海外発展有限公司、長沙中聯重工科技発展株式会社、中外建発展株式会社の3つの会社を所有しています。会社は6万人の各種営業管理と専門技術の人材を有します。「中国建築」は、中国及び国際建築業において広く認知された商標となりました。

21世紀に入り、中国建築工程総公司は今新たな理念や科学的管理方式、優良な企業活動で、懸命に世界一流の多国籍企業を目指して邁進しております。

 

→「中国での活動報告

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