高山信用金庫 駅西支店は、JR高山駅裏開発に伴い、高山市の新市街地の玄関口に建設されました。西側に面する幹線道路の西之一色花岡線は、文化交流の主軸となる道路であり、東側には駅西広場や交流広場が面し、イベントや交流活動でも利用されています。このような立地にふさわしく、高山信用金庫駅西支店は、「高山らしい」伝統や風土に基づいた要素と、市民への「親しみやすさ」を備えつつ、地元企業をリードする先進性を踏まえた企業イメージが表現されています。
高山の人々にとって馴染みのある、こげ茶色の町屋出格子のモチーフは、建物全体を西日から遮へいする「木調縦ルーバー」として生まれ変わり、とかく無機質になりがちな鉄骨建築に、温かみと周囲の景観に馴染んだ品格ある落ち着きを醸し出しています。建物と同調し、立体感をもたらしているランドスケープの緑と共に、「高山らしい」しつらえが高山の玄関口の新しい顔となっています。
高山市景観デザイン賞「緑のある修景の部」奨励賞受賞(2010年)
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