宇津江四十八滝自然公園エリア整備計画 自然保護と観光の両立を目指して高山市合併記念公園

宇津江四十八滝は、標高1200mの滝上川を源流とする宇津江渓谷に、約1kmにわたり連続する大小無数の変化に富んだ滝からなっています。県立自然公園に指定されており、北アルプスや乗鞍岳の周囲の雄大な自然美や、秋の紅葉時の格別な美しさをはじめ、年間を通じて様々な姿を見せることで「天下の秘景」と言われ、「21世紀に残したい日本の自然100選」の一つに選ばれています。
今回の整備計画では、自然の持つ芸術性に着目し、水をアートとして捉え、五感に感応する公園を目指しています。滝の整備には龍伝説の物語性を盛り込み、“高山龍伝説の郷”として新たな感動を創造する整備計画としています。

建設主
延べ面積
構造・規模
竣工
撮影

このプロジェクト内の記事が 1 件あります。


自然保護と環境の両立を目指して

2016.12.23
宇津江四十八滝には、「四十八滝物語」という伝説が残されています。その伝説によると、この滝は、その昔、龍が天に昇る際に、その軌跡として出来たものであると伝えられています。龍が象徴する豊かで美しい水のあるところには、豊かで多様な動植物が生息し、生命にとって心地よい環境を創り出しています。全国でも少なくなった貴重なブナの原生林もここではまだ健在です。